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船をリサイクル?!シップリサイクルの取り組みとやり方
本マリタイムバンク営業部の阿部です! 遅くなりましたが、2023年明けましておめでとうございます。今年も色々な場所へ行き、読者の方々に興味を持ってもらえるような記事をたくさん書いていこうと思っておりますので、引き続き宜しくお願いします! さて、今回はインド出張記第2弾アラン編を今回は書かせて頂きます。 前回ムンバイ編はこちら 船は資源の宝庫?!リサイクルされている! いきなりですが、船もリサイクルされているということはご存じでしょうか?今の船の寿命は船の種類やメンテナンス状況にもよりますが、おおよそ20年~30年となっております。寿命が来た船は海に沈められているわけではございません! 船として

日本唯一の船舶ソーシャルレンディング『マリタイムバンク』での、安心・安全の取り組みを全公開!
こんにちは、マリタイムバンク マーケティングチームです。 ソーシャルレンディングを始めるとき、多くの方が気になることとして「どのくらい情報開示をしているか」「ファンドの運用が始まってからの情報提供はどうか」などの、いわゆる“情報の透明性”の部分があると思います。 透明性は、投資家の皆様にとってかなり重要な項目です。私たちのようなクローズドファンドは、事業者側の意向により、情報公開の量が大きく異なります。ファンドの概要がイマイチよくわからない、見えてこない、案件が始まっても終わるまで何の進捗情報もない、もし何か事故などがあった際に教えてくれない…といった業者には、投資したくはありませんよね。

今年の海運市況は?マリタイムバンクは?どうなる2023年!
さて、ついに2023年が始まりました!代表取締役の昼田です。本年もどうぞよろしくお願いします。 さて今年の市況がどうなるかは神のみぞ知るですが、個人的には面白い年になるのでは?と思っています。コロナが世に出てはや3年が経過しましたが、その間にロシアのウクライナ侵攻が起こった影響で海運業界は10年に1度の大フィーバータイムを迎えていました。 船の運賃推移のグラフを見てみよう こちらはバルカー 、コンテナ、タンカーの運賃推移のグラフになりますが見ての通り、なんとなくピークアウト感が強いですね。 ただコロナも戦争も終わったわけでなく、むしろ混乱は続いていますのでもしかしたら市況が再度高騰するかもしれ

代表より年末ご挨拶
代表取締役の昼田です。 今年ももう直ぐ終わりですね?みなさんにとっての2022年はいかがでしたでしょうか? マリタイムバンクにとっての2022年はサービス開始の記念すべき年になりました。 うちの娘は今が受験勉強前の追い込み時期です。長い受験勉強が辛過ぎていつの間にか「合格」そのものが目的になってしまってしまいがちです。マリタイムバンクも、日本では前例のない船舶クラウドファンドということで、金融商品取引業登録の審査に2年もかかりました。そして、いつのまにか金融業の登録自体が「ゴール」になってしまっていて、今年3月のサービススタートから半年ほどは脱力感の中、思っていたような世間の盛り上がりもなく

船員トレーニングセンターに船員セミナー!インド出張記 in ムンバイ
日本マリタイムバンク営業部の阿部です! 私、先日インドの大都市ムンバイ(Mumbai)とアラン(Alang)というところに行ってきました。色んなことを目の当たりにしてきましたので、今回のインド出張記はムンバイ編とアラン編に分けて書かせていただきます! みなさん、インドの首都はどこかご存じでしょうか? そう、ニューデリー(New Delhi)ですね!しかし、人口や経済はムンバイがインドでナンバーワンと言われています。ムンバイはインドの西海岸に位置しています。人口は2000万人を超えているようでして、今後も増え続ける見込みのようです。別名でボンベイ(Bombay)とも呼ばれます。実はムンバイの中心

船のブローカーって何?どういうお仕事?お給料事情は?
マリタイムバンク代表の昼田です。 今日は、 船の“ブローカー”という仕事について書いてみたいと思います。 ブローカーってなにする仕事? 船のブローカーは一言で説明すると、「街でよく見かける不動産仲介の船バージョン」です。3LDKの戸建て物件3000万円とか、ワンルーム家賃6万円とかのチラシを店の窓に貼っているアレですね。 船のブローカーは、船を購入したい船主さんに売船を紹介したり、船会社に傭船(レンタル)できる船を紹介したりする仕事で、「マッチングアプリでもできたらこんな仕事消滅するのでは?」と思わず思ってしまう業務です。 シンガポールでのブローカー生活、スタート!初めての仕事は…?! 私が2

世界中で働く「船員」を応援しよう!
こんにちは。日本マリタイムバンク昼田社長からのご好意で、このブログに寄稿をさせてもらうことになりました、ノルスターシッピングの蓮井賢治と申します。私は長年総合商社で船舶のビジネスに従事し、現在は英国人が経営している船会社の日本の拠点で営業活動をしています。 「船会社」とは何を指すの? 「船会社」を一言で言うとすれば「船で荷物を運ぶ会社」なのですが、それぞれの会社の仕事の内容は多種多様です。実際に運ぶ荷物を荷主と契約して、それを目的地まで運ぶ会社を一般的には「オペレーター」という言い方をします。日本で言えば日本郵船、商船三井、川崎汽船のような船会社です。規模の大小はさまざまですが日本のみならず世

今話題の『石油ガス』を運ぶ船とは?【船舶豆知識】
日本マリタイムバンク営業部の阿部です! 今回は先日「は・か・た・の・塩!」で有名な愛媛県今治市伯方島にある村上秀造船株式会社様で行われました現在建造中のLPG船、“AMAURY NEYRAND号”の見学会に参加してきましたのでご紹介させて頂きます。 LPG船とは? ところで、皆さんはLPGとは何かご存じでしょうか? 現在ニュースなどで取り上げられることが多いため、聞いたことはあるけどよくわからないといった方も少なくないかと思います。 そこで最初にLPGについて簡単にご説明させていただきます! 現在人々の生活でよく使用されているガスは大きくLPGを原料とするプロパンガスとLNGを原料とする都市ガ

石油は形に残らない?【船舶豆知識】
こんにちは、マリタイムバンク ファンド審査部の神保です。 長年石油ビジネスに従事してきた私が、今回「石油」という観点で書いていきたいと思います! 船が運んでいるものの代表例として「石油」があります。マリタイムバンクでも油を運ぶタンカーへの融資を行なっており、我々の生活を支える重要な役割を果たしています。 石油を運ぶ船とは? 石油は、『タンカー』と言われる船で運びます。本来タンカーとは液体を輸送する船のことで、船体内に大型のタンクを設置していることからタンカーと呼ばれます。 一般的に石油を運ぶタンカーを「タンカー」と呼ぶことが多く、石油タンカーの中でも に分かれています。 液化天然ガス(LNG)

【絶対に確認しないとダメ!】ソーシャルレンディングでよく聞く「金融二種(第二種金融商品取引業)」って何?
こんにちは、マリタイムバンクのマーケティングチームです。 突然ですが皆様「金融二種」ってご存じですか?多くの方は“えっ何それ…”となってしまうのではないでしょうか? 色んなソーシャルレンディングのサイトをよく見ると、下(フッター)のほうに「第二種金融商品取引業」という単語が記載されているはずです。 この、「金融二種」と呼ばれたりするこれ、実はとっても重要な情報。 なぜなら、そもそもソーシャルレンディングは「財務局に登録をしないと出来ない業務」だからなんです。 今回は私が実際に申請処理等も行った経験を踏まえ、こちらの単語について解説していきます!地味ですが重要なことなので、しっかりチェックしてい