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オペレーティングリースとは?ファイナンスリースとの違いと注意点を解説
オペレーティングリースについて、「ファイナンスリースとの違いが曖昧」「利益の繰り延べになると聞いたが仕組みが分からない」と感じている方も多いのではないでしょうか。 オペレーティングリースは、一般に、資産を購入せず一定期間利用する賃貸借型の取引を指します。税務上は、法人税法上のリース取引に該当しない資産の賃貸借として扱われます。 本記事では、基本的な仕組みからメリット・デメリット、ファイナンスリースとの違いまで整理して解説します。 オペレーティングリースとは 基本的な定義 オペレーティングリースとは、企業が資産を「所有」せず、リース会社から一定期間借りて利用する取引です。購入ではなく賃貸借に近い

【出張記/国内】VLCCの中に入って見えた、“動くインフラ”の構造
正直に言うと、「巨大な船」という認識は、乗った瞬間に崩れました。 VLCCは船というより、輸送・制御・動力が統合された一つの巨大システムです。 今回、実際に乗船し、その内部構造を体感する機会を得ましたのでその時の体験を報告いたします。 マリタイムバンクスタッフが寄稿する他の出張記はこちら 通船で40分、目的のVLCCへ 今回の乗船は、いわゆる「港からそのまま乗る」形ではありませんでした。 まず桟橋から通船(交通船)に乗り、約【40分】かけてシーバース(沖合に建設された人口岸壁)に停泊しているVLCCへ向かいます。 後方に伸びる航跡を見ていると、これから向かう対象の“規模の違い”を徐々に実感して

クラウドファンディング投資とは?仕組み・種類・メリットとリスクを初心者向けに解説
クラウドファンディング投資とは? 「クラウドファンディング投資という言葉は聞いたことがあるけれど、仕組みがよく分からない」「少額で投資できると聞くが、リスクはないのだろうか」 このように感じている方も多いのではないでしょうか。 クラウドファンディング投資とは、インターネットを通じて多くの投資家から資金を集め、事業やプロジェクトなどに投資する仕組みです。サービスによっては比較的少額から投資できる案件もあり、資産運用の選択肢の一つとして関心を持つ人が増えています。 一方で、クラウドファンディング投資は銀行預金とは異なり元本保証ではありません。仕組みやリスクを理解せずに投資することは避けるべきです。

キャピタルゲイン型とインカムゲイン型の違いとは?
〜なぜマリタイムバンクは貸付型ファンドを選んだのか〜 投資には大きく分けて、「キャピタルゲイン型」 と 「インカムゲイン型」 の2種類があります。 どちらも「利益を得る投資」ですが、リターンの源泉(どこから利益が生まれるのか) が根本的に異なります。 本記事では、 を、初心者にもわかりやすく解説します。 キャピタルゲイン型とは?|値上がり益を狙う投資 ■ キャピタルゲインの定義 キャピタルゲイン型とは、 資産を売却したときの「値上がり益」 を主なリターン源とする投資 を指します。 例: ■ 不動産クラウドファンディングの多くはキャピタル型 最近増えている不動産クラウドファンディングの多くは、

【インタビュー】fromHC掲載|転換期に立つ日本の船舶ファイナンス
本記事は、機関投資家・資産運用業界向け資産運用情報ポータルサイト「fromHC」に掲載されたインタビュー記事を、fromHC様の許諾を得て転載しています。本インタビューでは、当社代表・昼田が、足元の海運市場が抱える構造的課題や、当社が描く今後の事業ビジョンについて語っています。 fromHC様で掲載いただいたインタビュー記事はこちら 世界の海運市場は、地政学リスクや脱炭素を背景としたエネルギー転換など、多くの不確実性を内包しながらも、依然として世界経済を支える不可欠なインフラであり続けています。一方で、その収益構造や資金調達の仕組みは、一般的な金融・投資の視点から見ると極めて特異であり、十分

フィデューシャリーデューティー──信頼を守るためにできること②
どうも、日本マリタイムバンク代表取締役の昼田です! 前回は、「フィデューシャリーデューティー」という言葉との出会いと、その第一印象についてお話ししました。(フィデューシャリーデューティ──信頼を守るためにできること①) 最初は正直、滑稽にすら思えたこの理念ですが、その後いろいろな人と交流を重ねる中で、自分なりの解釈を持つようになっていきました。 まず、日本人には「投資は悪」といった潜在的なイメージがあると思います。 さらに、バブル期以降の長いデフレ社会を背景に、お金は「銀行に入れておくのが一番安全」という考え方がスタンダードになってきたのではないでしょうか? かくいう私も、真面目に働いて得た大

【出張記/インド】地方銀行員、スクラップヤード「Priya Blue」訪問記
船舶投資と出口戦略を現場で学んだ一日中国銀行 川之江支店 光森亮太朗 こんにちは。岡山県の中国銀行 川之江支店に勤務する銀行員、光森亮太朗です。このたび日本マリタイムバンク様とのご縁をいただき、マリタイム・ライブラリーに初めて寄稿させていただきます。 マリタイムバンクスタッフが寄稿する他の出張記はこちら 普段は法人営業として船舶融資にも携わっていますが、常に意識しているのは 「出口戦略」 つまり資産が最終的にどのような価値を生むのかという点です。船舶は不動産と異なり、最期に解体され鉄や機械として再び資金化される特徴があります。この「出口の価値」をどう評価するかは、私にとって大きな関心事でした。

フィデューシャリーデューティ──信頼を守るためにできること①
どうも、日本マリタイムバンク代表取締役の昼田です。「三日坊主」という言葉がありますが、夏休みの宿題のように書かされているこのブログも、気づけば3回目になりました。 今回は少し視点を変えて、船舶業界の話ではなくクラウドファンディング業界について、マリタイムバンクが融資型クラウドファンディングを始めたときに、私が感じたことを書いてみようと思います。 当時のクラウドファンディング市場 私たちがこの世界の研究を始めたころは、クラウドファンディングそのものがまだ黎明期でした。市場の中心は、不動産クラウドファンディングと太陽光(ソーラーパネル)クラウドファンディング。 そんな中、1社だけ船舶を対象にしたフ

抵当権~「実物資産に裏付けされた融資」という強み
船舶好景気の2004年からこの業界で仕事を始めた私は、当初は仕組みどころか「抵当権」という言葉すら知りませんでした。 当時は、中国という新たな巨大市場がほぼ無から現れ、あらゆるものが高騰していた時代です。マーケットが下落する理由は見当たらず、「失敗しようがない」という空気が市場を支配していました。 しかし、その状況は2008年の「リーマンショック」で一変します。 資金調達は止まり、荷動きは急減、船価も傭船料も暴落。それまで順調に運航していた船会社は一気に苦境に追い込まれました。運賃が支払えない、傭船料が支払えない──やがて船員費が払えない、燃料代が払えないという事態に。そして最後には、融資の返

船舶投資は安定?──長年の経験者が断言する“本当の姿”
どうも、日本マリタイムバンク代表取締役の昼田です。社内からの圧力(?)があるので、心を入れ替えて(なるべく)定期的に、海運や船舶投資について書いていこうと思います。 さて、みなさん、船舶投資って「安定的な投資」だと思っていませんか? とんでもない! 長年この世界に身を置いてきた私が断言しますが、船舶投資は簡単ではありません。大きく儲かることもあれば、プロでも痛い目を見る。時には全てを失うことだってある、そんな世界です。 当社が「個人にも船舶投資を!」と言っていますが、とてもそんな世界に、リテラシーのない一般の方をいざなうほどの勇気はありません。私たちが“融資型クラウドファンディング”という形を