記事一覧 海運のナレッジ
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漁網から生まれたTシャツ、投資家の皆さまへ発送しました!
先日ご案内した「オリジナルTシャツプレゼント企画」について、対象となる投資家の皆さまへのTシャツの発送が完了しました! 今回の企画では、「タンカー51号ファンド」に初めて50万円以上ご投資いただいた方を対象に、日本マリタイムバンクのオリジナルTシャツをプレゼントさせていただきました。 ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。 海で役目を終えた漁網から生まれたTシャツ 今回お送りしたのは、使用済み漁網由来のリサイクル素材を使用したオリジナルTシャツです。 漁業の現場で役目を終えた漁網を回収し、再資源化する取り組み「Re:ism(リズム)」から生まれた素材を使用しています。 海で役目を終え
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船での仕事を終えたベルに、新しい仕事ができました。
日本マリタイムバンクのオフィスの入口には、一つのシップベルがありました。 少し傷の残った、真鍮製のベル。 実はこれ、飾りとしてつくられたものではありません。かつて、本当に船で使われていたシップベルです。 船は役目を終えても、ベルは残った このベルが取り付けられていた船は、長い航海を終えたあと、最後はスクラップとなりました。 本来であれば、ベルも船と一緒に役目を終えるはずでした。 ただ、長い間、船と一緒に海を渡ってきたものを、そのまま処分してしまうのはなんだかもったいない。 そんなことからベルだけが残され、日本マリタイムバンクのオフィスへやってきました。 それからしばらくの間、ベルは入口にひっそ
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オリジナルTシャツプレゼント企画のお知らせ
日本マリタイムバンクでは、船舶ファンドを通じて海運業界を支えるだけでなく、海に関わるさまざまな課題にも目を向けています。 この度、使用済み漁網由来のリサイクル素材を活用したオリジナルTシャツを制作いたしました。 このTシャツには、海運業界を支える企業として、海の未来にも貢献したいという私たちの想いが込められています。 日本の海で課題となっている「使用済み漁網」 環境省の調査によると、漁網は日本に漂着する海洋ごみ全体の約11%を占めています。適切に処理されないまま海へ流出すると、「ゴーストギア(幽霊漁具)」となり、意図せず海洋生物が絡まることで、深刻な場合には命を落とす原因となることがあります。

【出張記/ギリシャ】海運業界のオリンピック「Posidonia 2026」に参加してきました
日本マリタイムバンク営業部の阿部です!先日、ギリシャ・アテネで開催された世界最大級の海運展示会「Posidonia 2026(ポシドニア)」に参加してきました。 Posidoniaは2年に一度開催される海運業界最大級の国際イベントであり、世界中の船主、船会社、造船所、金融機関、舶用機器メーカー、ブローカー、保険会社などが一堂に会することから、「海運業界のオリンピック」とも呼ばれています。 今年は過去最大規模での開催となり、2,000社を超える企業が出展、83カ国・地域から業界関係者が集まり、来場者数は35,000人を超えたと発表されています。 実際に会場を訪れてみると、その数字以上の熱気を感じ
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【出張記/国内】Sea Japan 2026参加レポート|過去最大規模の展示会で見えた海運業界の現在地
はじめに 今回、Sea Japan 2026に参加してきました。会場は東京ビッグサイトです。 展示会の内容はもちろんですが、正直なところ、会場に入る前からすでに“規模の大きさ”を感じる空気がありました。 駅から会場に向かう導線には、スーツ姿の来場者が途切れることなく続き、入口に近づくにつれてその密度はさらに増していきます。実際に歩いてみると、単なるイベントではなく、「業界全体が動いている場に来ている」という感覚が強くありました。 また、会場前に設置されたSea Japanの看板や案内表示も含めて、国内イベントというよりも、国際展示会としてのスケール感がはっきりと伝わってきます。 個人的にも、「

【出張記/国内】VLCCの中に入って見えた、“動くインフラ”の構造
正直に言うと、「巨大な船」という認識は、乗った瞬間に崩れました。 VLCCは船というより、輸送・制御・動力が統合された一つの巨大システムです。 今回、実際に乗船し、その内部構造を体感する機会を得ましたのでその時の体験を報告いたします。 マリタイムバンクスタッフが寄稿する他の出張記はこちら 通船で40分、目的のVLCCへ 今回の乗船は、いわゆる「港からそのまま乗る」形ではありませんでした。 まず桟橋から通船(交通船)に乗り、約【40分】かけてシーバース(沖合に建設された人口岸壁)に停泊しているVLCCへ向かいます。 後方に伸びる航跡を見ていると、これから向かう対象の“規模の違い”を徐々に実感して

【インタビュー】fromHC掲載|転換期に立つ日本の船舶ファイナンス
本記事は、機関投資家・資産運用業界向け資産運用情報ポータルサイト「fromHC」に掲載されたインタビュー記事を、fromHC様の許諾を得て転載しています。本インタビューでは、当社代表・昼田が、足元の海運市場が抱える構造的課題や、当社が描く今後の事業ビジョンについて語っています。 fromHC様で掲載いただいたインタビュー記事はこちら 世界の海運市場は、地政学リスクや脱炭素を背景としたエネルギー転換など、多くの不確実性を内包しながらも、依然として世界経済を支える不可欠なインフラであり続けています。一方で、その収益構造や資金調達の仕組みは、一般的な金融・投資の視点から見ると極めて特異であり、十分

【昼田ブログ11】フィデューシャリーデューティー──信頼を守るためにできること②
どうも、日本マリタイムバンク代表取締役の昼田です! 前回は、「フィデューシャリーデューティー」という言葉との出会いと、その第一印象についてお話ししました。(フィデューシャリーデューティ──信頼を守るためにできること①) 最初は正直、滑稽にすら思えたこの理念ですが、その後いろいろな人と交流を重ねる中で、自分なりの解釈を持つようになっていきました。 まず、日本人には「投資は悪」といった潜在的なイメージがあると思います。 さらに、バブル期以降の長いデフレ社会を背景に、お金は「銀行に入れておくのが一番安全」という考え方がスタンダードになってきたのではないでしょうか? かくいう私も、真面目に働いて得た大

【出張記/インド】地方銀行員、スクラップヤード「Priya Blue」訪問記
船舶投資と出口戦略を現場で学んだ一日中国銀行 川之江支店 光森亮太朗 こんにちは。岡山県の中国銀行 川之江支店に勤務する銀行員、光森亮太朗です。このたび日本マリタイムバンク様とのご縁をいただき、マリタイム・ライブラリーに初めて寄稿させていただきます。 マリタイムバンクスタッフが寄稿する他の出張記はこちら 普段は法人営業として船舶融資にも携わっていますが、常に意識しているのは 「出口戦略」 つまり資産が最終的にどのような価値を生むのかという点です。船舶は不動産と異なり、最期に解体され鉄や機械として再び資金化される特徴があります。この「出口の価値」をどう評価するかは、私にとって大きな関心事でした。

【昼田ブログ10】フィデューシャリーデューティ──信頼を守るためにできること①
どうも、日本マリタイムバンク代表取締役の昼田です。 「三日坊主」という言葉がありますが、夏休みの宿題のように書かされているこのブログも、気づけば3回目になりました。 今回は少し視点を変えて、船舶業界の話ではなくクラウドファンディング業界について、マリタイムバンクが融資型クラウドファンディングを始めたときに、私が感じたことを書いてみようと思います。 当時のクラウドファンディング市場 私たちがこの世界の研究を始めたころは、クラウドファンディングそのものがまだ黎明期でした。市場の中心は、不動産クラウドファンディングと太陽光(ソーラーパネル)クラウドファンディング。 そんな中、1社だけ船舶を対象にした