海運のナレッジ

【船舶投資講座③】他の投資対象と比較して見る船価の本質

船舶投資講座、船の価値についての第3回目です。

ワインの値段は難しいですよね。それが同じワイナリーからのものであっても作られた年によって味が違うそうで相場が良く分からず、ソムリエかお店の言いなりになりがちです。

絵画はどうでしょう?これも難しいですね。ギャラリーに勧められて億円単位で買ったものが偽物だと分かったら全損です。

不動産も同様に難しいと思いませんか?それこそ地中に大量のゴミがあるから価格が云々といった騒動もありました。鑑定価格にはそれをつくった人の利害関係も大きく影響してきそうです。良い値段で売りたいので高い評価をしてほしい。税金対策で低く評価してほしいと言った具合です。結局はその値段で売れるかどうかというのは別問題だと思います。

船舶鑑定士といった資格もなしに船の価格鑑定書が出ると聞くと、信憑性がないと思われた方も多いでしょう。

確かに鑑定士が存在するアセットの方が価格の信憑性があると思う人が多いかもしれませんね。

さて、次のリーマンショックがいつ起こっても不思議でないこのご時世、安全資産の金を買うとしましょう。

インターネットを調べればすぐに金の相場価格が確認できます。そして、お店に行けば大体そんな値段で金は買えます。

ちなみにインドに行っても、ドバイに行っても、アメリカに行っても、大体そんな値段で金は買えます。

日本の海運会社の株が好調なので買いたいと思いますが、株はどうでしょう。今の株価はすぐに調べられてどこから買おうが、だれから買おうが、その時の相場で売買できます。

「一物一価」:自由な市場経済において同一の市場の同一時点における同一の商品は同一の価格である(by ウィキペディア)

船は、信じがたい事かもしれませんが一物一価に近いアセットです。

不動産も車も飛行機も一物一価のアセットには該当しません。

船の価格は難しい!と考える人が大半でしょうが、実はむしろ単純なのです。

執筆者:代表 昼田将司

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